- 出典:
- 記者名:嶋泰宣
- 記事タグ:1円
ようやく、本題に戻りまして。
JICAを筆頭に、NGO,一般社団法人、大学と様々な団体が、アフリカ野球振興を行っております。素晴らしいことだと思います!!✨
MLBもウガンダを中心に行っており、徐々にではありますが、広がりを見せる一方で、野球とベースボールって一緒のようで大きく違う。
指導ひとつとっても、野球のスイングは上からふりおろして叩く、ベースボールの指導はアッパースイングで上げる。
デッドボールを当てたら、野球は帽子をとって謝る、ベースボールは睨みつける。
大きく異なる文化。
最近では大谷翔平効果で日本式野球文化がMLBにも採用され始め、デッドボールを当てたら帽子をとって謝る選手も増えてきている。
さてさて、弊社はどっちを取り入れるか?
野球なのか?ベースボールなのか?
答えは「ハイブリッド」⚾
「日本式野球の精神的教育+アメリカ式ベースボールの恵まれた体格を生かしたパワー+アフリカでのローカライズ」
これが基本線だ。
特にローカライズには重要視していきたい。野球もあるし、ベースボールもあるし、ソフトボールもあるし、ベースボール5もある…逆にありすぎて、混乱をきたし、子供たちもよく分からないままやってるように見えた。
色んな疑問を持ちつつ、日本からアフリカ諸国へ野球振興をしている方々、
現地で駐在して行っている方々にアポをとり、世界中を行脚🛫
おおよそ、1年近く、失敗事例探しの旅をしました🌎
まー…当たり前ですが、一生懸命に活動されている方々に、アフリカ野球振興ってうまくいってないですよね?なんでですか?って不躾で失礼な質問…幾度となく面談前に失礼だな!?何なんだ君は!?(# ゚Д゚)と門前払いもありました…泣
でもですね…冷静に、統計で見れば一目瞭然なんですよ…( ゚Д゚)
ベースボール5が導入きっかけになり、ここまではプレーヤー人口は増えてます。でも、その先の、クラブチームに所属して継続してプレーしている人口は、10年以上減少…遊び感覚ならば楽しいが、本格的にって話は別。
本格的にやるならば、サッカー、バスケットボールへ…。強いて言えば、クリケットかな…。野球は選ばれてないんです。
事実を伝えつつ、うまくいってる、いってない議論はなしにして、感情論もなしにして、冷静に話を聞いてくださる稀有な方々もいらっしゃり、そういった方々が口を揃えて言うのは、
「金がかかる」
だから、なかなかプロジェクト進行が思うように進まない…。
この「金がかかる」を私なりにひも解いてみた。
【プロジェクトオーナーである日本の団体】
プロジェクト進行のための費用。スポンサー様やクラウドファンディングで資金調達するも、遠いアフリカ。ましてや野球。共感してくださる方は少なく、なかなか支援金も集まりづらい。スポンサー様メリットもアフリカ進出を考える企業様以外は善意。なかなかスポンサー様も集まらない。結果、限られた資金とリソースで出来る範囲に留まってしまう。かつ、資金も減っており、出来ることが減っている。
【プロジェクトメンバーであるアフリカの子供たち】
そもそも、野球するくらいなら仕事しろ!腹が減るだけだろうが!?(# ゚Д゚)
と親の反対にあいやすい。貧困家庭にとってスポーツは腹が減るだけで生産性はない。お金がすぐに稼げるわけでもない。なので、目の前の稼ぎに親は目が行く。ましてや、道具が必要…しかも、輸入品なので高い…寄付される道具でどうにかプレーするが、ボロボロの道具しかなくいいプレーは難しい。でも新品を変えるお金はない。親の反対も強い。結果、継続出来ない。
【嶋の私見】
プロジェクトオーナーは資金源が必要で、十分な投資と、共感の輪を広げるロビー活動、共感から支援を募り、募った資金を、プロジェクトメンバーたちである、子供たちへ循環させるエコシステムが必要。
多くの野球振興団体は、民間企業ではなく、NGO、一般社団法人と、稼ぐではなく寄付を募る団体。なので、資金源が寄付なので集まらなければ何も出来ない。
弊社は、株式会社。稼ぐことが資金源。+αでクラウドファンディングなどでご支援を募り、オプションとして活用。
つまり。お金と共感が必要。アフリカの子供たちには、よりよい環境と親に賛成してもらえる将来のビジョンが必要。
なーーーーんとなく、ふわーっと描けてきた。
野球振興が進まない、鈍化理由は「お金」。
アフリカンが抱える課題も「お金」。
ただ、お金がないから○○が出来ない、進まない。は言い訳である。
言い訳してたら、何も始まらないし、進まない。
ということで、我々らしい、株式会社ならではの、「お金」について考えることにした。
「ナイジェリア+野球+お金」=○○???
ふーーーーー…そんな簡単に浮かばない…( ゚Д゚)(笑)
まーそんな簡単に思い浮かんだら、参入障壁は低いし、すぐにパクられて終わってしまう(笑)
もっと、根本的な課題解決に繋がり、新規産業と新規雇用の創出につながるアイデアが必要だ。
角度と切り口を変えて、門前払いされた方々に、再アプローチ(笑)
しつこいんですよ、私(笑)
だって、子供たちとの約束守りたいし、私がウザがられ、嫌われるだけで済むなら、しつこくアプローチして、根本的な課題解決案が欲しいんですもん(笑)
でも、角度と切り口を変えると、結構な方々がお話を聞いてくださり、色んな課題が出るわ出るわ。もちろん、「お金」って言うところは変わりませんが、
「お金」がない、ではなく、「お金」を生み出し、子供たちへ還元する。
ネガティブからポジティブへ。ポジティブな「お金」の話に切り替えて、
頂いた、課題とにらめっこ。飼い猫の2匹も一緒にパソコンに向かい、
じーーーーーーーーーーーっと数か月考えました。
そこで、ない頭をつかってひねり出したアイデア!!⚾
それは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次回にこうご期待!(笑)
~続く~
⚾WE ARE ONE TEAM⚾