飛行機運が本当にない…が、人のご縁には恵まれた人生ってお話( *´艸`)

出典: 2024年9月13日 記者名: 嶋泰宣 記事タグ: こんにちはマート
飛行機運が本当にない…が、人のご縁には恵まれた人生ってお話( *´艸`)
すべてコラム 記事へのコメント数: 0

前回のコラムをお読みいただくと、すんなり、ナイジェリアを飛び立ったかのような書き方ですが、わたくし、生まれつき、飛行機運が全くなく…すんなり飛行機に乗れた経験が少ないのです…。

初めてサンフランシスコ、ロサンゼルスへ行った時も、イミグレーションオフィスで、過去に香水を万引きして軽犯罪で留置所へ行ってるだろ!?

(いやいや、アメリカ初めてなので、軽犯罪どころか、

何も出来ませんから…(´;ω;`)ウゥゥ)

とか、旧ユーゴスラビアを周遊したときも、空港入り口ゲート前で、国のサーバーがダウンしたから、パスポートを読み取れないと言われ、4時間待っても復旧せづ、目の前を乗るはずの飛行機が飛び立ったり、グーグルマップには出ていない、謎の渋滞にはまり、飛行機に乗れなかったりと、本当に飛行機運がないんです…

そして、今回も、ナイジェリアのラゴス国際空港。

すんなり搭乗できるはずもなく…航空券の半券を出しなさいと。

私…すぐに、航空券の半券や手荷物のタグとか捨てる癖があり…。

捨ててしまい、持ってない。と言うと…

お前、不法滞在者だろ!?と…。

いやいや…ナイジェリアには観光ビザがなく、ビジネスビザしか入国できません。そんな国かつ後進国に、失礼ですが、わざわざ日本人が、不法滞在しませんってww

幸いパスポートにビジネスビザの印字があり、事なきをへて、次は手荷物検査。

早速、別室へ…。

荷物をガバっと全部開けられ、ナイジェリアベースボール・ソフトボールアソシエーション理事から頂いた、ナイジェリア名物のコーヒーワインを没収。

これ、うまいんだよな!?いいの持ってんじゃん!よこせ!!と…

次は、財布を開けられ、お小遣いくれないと飛行機には乗せられないと( ゚Д゚)

何度も断り、抵抗し、近くにいた空港警察官を呼び、助けを求めると…

おい!?お前、こいつにいくら渡した!?俺にもよこせ!!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!と…

警察官まで、頼りにならないナイジェリア…汚職政治家に、汚職警察官…

マココで子供たちが言っていた、大人が腐っている国「ナイジェリア」。

これが現実か…と悲しく寂しい気持ちになりつつ、5ドルづつ、計10ドルを

奪われ解放…。

日本人でわざわざ、ナイジェリアへ行く人は少ないでしょうが、もし、行かれる際は、お小遣い要求には、領収書をください。領収書をくれるならば、あげますよ。会社に、領収書なしで、お金を使うと怒られます。領収書は出せますか?

と言うと、めんどくさがって、もういい、あっち行け!となります(笑)

日本の空港でも、手荷物検査は1回なのに、ナイジェリアは6回…。

毎回、荷物をガバっと開けられ、何かくれ…。

ふー…6回の手荷物検査を終え、ようやく搭乗。

お隣の席は、屈強な体をしたナイジェリア人の男性。

私、喫煙者で、トランジットのエチオピアで喫煙所へ。

お隣さんの屈強な男性も喫煙者だったらしく、おーーー!お前もタバコ吸うのか!良かったよ!タバコ臭いって言われないか心配してたんだよ!?と(笑)

エチオピアで意気投合し、その後も、飛行機内で談笑し、深夜12時過ぎに成田空港到着。手荷物が、私が先に出てきたので、彼とはここでグッバイ。

終電もなく、やむなくタクシーで自宅へ帰ろうと思ったところ、屈強な彼が、

きょろきょろしながら困っている様子。どうしたの?と話しかけてみた。

明日、名古屋へ行くんだが、荷物を郵送したかったが、佐川もヤマトも閉まっていて送れないと…。

あぁ、この時間は開いてないから、ホテルへ持っていくしかないねと。

で、ホテルはどこ?と聞くと、ホテル予約をした人と連絡がつかないと…。

あーーー・・・ナイジェリアあるある。予約詐欺の旅行代理店。

代金だけ前金で払わせて、実際は予約なんかしてなく、ドロン(-。-)y-゜゜゜

明日の始発で、名古屋に行きたいということで、私も、品川方面へタクシーで帰るので、彼を一緒に乗せて、品川近辺のホテルを検索。もう深夜のため、ネット予約では空き室がどこもなく、やむなく、電話で問い合わせ。

品川駅前の老舗名門ホテル受付…申し訳ございません。嶋様は宿泊せづに、

ナイジェリア人の方のみが宿泊でしょうか?申し訳ございません。当ホテルでは、アフリカンの方のみでの宿泊は受け付けておりません。

※日本のホテルは、こういう差別が未だにあります…。

ふー…次はビジネスホテルへ電話。

ここでも、宿泊は頂けるのですが、嶋様がチェックインカウンターまでお越しいただき、その方の、身元保証人となり、デポジットも嶋様のクレジットカードも頂けますか?と…。どこまで、アフリカンに信用がないんだか。

はいはい、良いですよと。タクシーを待っていただき、ホテルチェックインカウンターへ。

すると、深夜だったため、空港で両替をしたかったが、USドルしか持っていないと。ナイジェリアは、クレジットカードが流通していないため、原則、

ナイラかアメリカドルで支払う。ホテル受付の方へ、アメリカドルで支払いは出来ますか?と確認。

受け付けておりませんと…。まーないものはないし、使えないものは使えない。

私が宿泊費を払っておくから、ワッツアップ交換して連絡を取り合うことに。

深夜とはいえ、お腹もすくだろうし、最低限、困らない金額を、私の日本円と交換し、事なきを得た。

その後、彼は、始発の新幹線で無事に名古屋へ。

今でも、連絡を取り合うナイスガイ!( *´艸`)!

アクシデントだらけですが、幸い、人のご縁には恵まれて生きてきております。

この、珍道中も、彼との出会いが、この先の、ナイジェリアプロジェクト、

権力者との繋がりへ続いていくのでした。

 

~続く~

 

⚾WE ARE ONE TEAM⚾

シェアする:

コメントする