- 出典:
- 記者名:嶋泰宣
- 記事タグ:こんにちはマート
世界最大級の海上スラム「マココ」で宿泊!?バケツビールって何!?
マココの第1民族長に招待され、村の中へ。
奥へ進むと、薄暗い中にうっすらと灯りが。
教会である。
そこには、約50名の子供たちがいた。
無邪気に笑い、日本人どころか、アジア人が珍しいナイジェリア。
ただせさえ、民族間抗争もあり、客人かつ日本人が来たことは一度もない。
子供たちは、近所の学校へ行き、教会で、倫理やルールを守ることの大切さを学び、お祈りを終えたら、各自、家庭に戻り、食事をするらしい。
民族長から、良かったら、子供たちにお菓子と飲み物を買ってあげてくれないか?と。
勿論、快諾し、子供たちとマココ内のマーケットへいき、約50名分の
お菓子と飲み物を購入。(約700円位)
貨幣価値も低く、国民平均月収2万円のナイジェリア。
この国では、700円も相当な高価。マーケットのおじちゃんも、
今日は儲かったーー!!と喜んでるし、子供たちも、とても喜んでいて、良い気分だった。
村に戻り、教会で、民族の首脳陣を交えて、お酒を飲まないか?と誘っていただいた。大のビール好きな私には嬉しすぎるお声がけ♪
出されたのは、HEROという現地のビールとバケツに入ったビール。
どっちがいい?と聞かれ…恐る恐る、バケツのビールは美味しいの?と
聞くと、うまいが、10年も飲み続けたら、失明すると…。
確かに、マココの大人たちは、片目が失明している人が多い…。
バケツビールはろ過装置がない中で、自分たちで作っており、濁ったヘドロ水で
作られたビールなので、毒性があるらしい…。
でも、なんでもチャレンジしたい、私にとっては、興味しかない。
1杯ください!というと、民族の首脳陣もビックリした顔をしながらも
喜んで提供してくれた。
味は…ビールではない…炭酸が抜けたドクターペッパーのような
薬品のような味であった。
1杯飲み終わるころには、座っていても頭がくらくら…意識が朦朧としてきて、
気が付けば、そのまま朝を迎えていた。
~続く~
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- 記者名:嶋泰宣
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