ハッピーなお話と悲しいお話

出典: 2025年2月2日 記者名: 嶋泰宣 記事タグ: 1円
ハッピーなお話と悲しいお話
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ナイジェリアスタッフのマナトです。

先週、とてもショックな出来事がありました。私たちの工房に、何者かが侵入を試みた形跡が見つかったのです。窓に石が投げられたようで、、、中に入ろうとした跡が残っていました。


その状況を目にしたときの驚きとショックは、今でも忘れられません。この異変に気づいたのはナイジェリア人スタッフが工房を確認したときでした。それまで誰も気づかず、事態の深刻さを改めて実感しました。幸いにも、大きな盗難被害はありませんでしたが、心理的な不安感は否めません。


ナイジェリアでは、治安の問題は常に課題の一つです。今回の件を受けて、防犯カメラの設置や夜間の見回りなど、さらなる対策を講じる必要性を強く感じています。

スタッフ全員が安心して働ける環境を整えることが、これからの大きな目標の一つになりそうです。

ですが、悪い話ばかりではありません!嬉しい出来事もありました。それは、ナイジェリア人スタッフの一人が、初めてキャッチャーミットの芯を一人で作り上げたことです!

 


グローブ作りは細かい工程が多く、特に芯作りは高い技術と集中力を必要とします。これまで彼らは何度も練習を重ね、私たちがサポートしながら少しずつ経験を積んできました。その努力の結果、今回初めて一人で芯を完成させることができたのです。この成功は、彼にとっても大きな自信になったことでしょう。

完成後の彼の誇らしげな表情が、とても印象的でした。
私たちにとっても、この成果は非常に感慨深いものでした。

これまでの努力が形となって現れる瞬間に立ち会えたことは、私たちのモチベーションにもなっています。そして間違いなく、彼は「ナイジェリア人初のキャッチャーミットの芯を作れる男」となりました!


日々の仕事の中で、こうした嬉しい出来事を見つけられることは、私たちにとっても大きな励みになります。

これからも、ナイジェリア人スタッフと共に成長しながら、皆さんに良い報告ができるよう努めていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いいたします!

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